2014年01月28日

『カメラを持った男』

熱い!真冬だというのに、精神と渋谷は熱かった。ジガ・ヴェルトフ『カメラを持った男』に音楽を付けるというライブのために、オーディトリウム渋谷で行われているキノトライブに参加した。オーディトリウム渋谷の目の前では、本能でハチきれそうな若者達が坂を登るっていく。この坂の名称はなんというのだろう。クラブエイジアのある坂の事だ。ネットで少し調べたが分からなかった。4つ打ちが路上にまで響き渡り、エロスがにじみ出る俗なる領域の中で映画のオールナイト鑑賞である、これをストイックと呼ばず何をストイックと呼べばいいのだろうか。1本目の上映は『2045 Carnival Folklore』で、この映画まったくのノーマークだったのだが、オープニングロールでT美川の名前がある。何かの冗談かと思ったが本当にあの非常階段の美川さんが出演し、しかもサンラに扮している!!ノイズ愛に溢れた軽妙なギャクを散りばめつつも、シニカルではあるが感動を誘うものもある。横浜が舞台のSFでランドマークタワーが象徴的に使われている。ランドマークタワーとは神奈川出身の人でなければわからないだろう。ラストでは全てをフィードバックさせるだと??この冗談はどくれくらいの人に通じているのかわからないが個人的には一番好きな箇所だった。原発で壊滅後の日本を描くという重いテーマではあるのだが、深刻さよりノイズへの愛と笑いを強く感じてしまうし風刺映画となっていて凄いなと正直思った。ノイズが好きな人はぜひ一度観てみて欲しい。2本目は『ギ・あいうえおス』このタイトルだけではどんな映画が想像も付かなかったが観た後も何がなんだかわからなかった、生のままの現場音がフィールドレコーディングの作品のように響く。夜中の3時に観るには拷問のような退屈が漂うが、インテシティというか見せる強度、出演者のテンションは凄いものがある。意識のはっきりしている時にもう一度観たい。そしていよいよ『カメラを持った男』である。この日はある程度予定を持って演奏に望んだのだが、深夜ゆえか、体があまりにも重い。。明け方のliveとはこのようなものなのか。ギターのサンプルから静かに始めたのだが、エンジンのかかりが早い。そしていつも以上にディストーションの頻度が多かった。流れなどが崩壊し、波のように伸縮するドローンとエレクトリックギターの嵐のようになった。最後の方はまだまだ演奏したい気持ちになったが、それでも65分濃密な時間だった。映像があるとまたそれを観て音から少し逃げる事もできるので、映像付きの長時間のライブというのも面白いかもしれない。フィル・ニブロックもそうだった。次は2時間のライブというの企画してみたいと思った。帰りの電車で酔っていないのは自分だけのような気がした。高円寺の日曜日の朝はどんな感じだろうと期待したが、渋谷とは違い店もしまって静かな朝であった、朝日に照らされるいつもの雨上がりの帰り道が美しい。次の日はなにもできず、夜の11時からのインテルの試合観た。インテリスタにとってはかなり辛いゲーム。ファンである自分でさえ退屈なゲームである最下位のカターニャ相手に1点もとれずにドロー。裏のミランは本田のコーナーから土壇場で逆転しているというのに。ミリートが復帰してからのインテルはパラシオが左サイドに流れる事が多いのだが、ここは長友のエリアでミリート復帰後の長友は窮屈そうだ。右サイドでもゲームが作れていないので、効果的なクロスも長友に来る事もない。スカパーで昔のインテルの試合を企画で放送していて、今の選手層との違いを痛感する。今のインテルはビッグクラブではないのだ。この試合の解説は川勝良一さんだが、この人はインテリスタなんじゃないかと個人的には思っている。この試合でも裏はミランの試合で川勝良一さんの方がセリエAの解説ではエース格なので、本来ならミラン戦の解説をしそうなものだが、インテル戦の解説だった。その川勝も試合の終盤はあきらめモードで、解説も同情している。悲しみのラスト15分だった、何しろ得点の臭いがまったくしない。セードルフが監督に就任したミランにそのうち順位で抜かれるんじゃないかと本気で心配している。次の試合こそ勝利を!!
posted by chihei at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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